[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
株式会社彩光商運との第一回団体交渉の報告
本記事では、現時点で可能な範囲で、株式会社彩光商運との第一回団体交渉の報告を行います。
第一回団体交渉の概要
株式会社彩光商運と第一回団体交渉を行いました。会社側はこれまで団体交渉を拒否していましたが、今回は弁護士資格を持った代理人さんを立ててきました。組合側の交渉担当役員いわく「話してみて誠実そうな代理人の方」という評価です。これまでは怪しげな無資格の"組合破壊が売り物の労務屋"のアドバイスならぬ糞バイスを真に受けて団交拒否や挑発を繰り返していたので進歩と認められます。この点に関しては多少肯定的に評価しています。
また、当該組合員の職場復帰への無理ないプログラム策定に関しては、良い方向に進みそうで、この部分については執行部はより高く評価しています。
会社側の姿勢
しかし、最高責任者の社長は多忙を理由に出席しなかったため、真相究明や実効性という点では実に内容の薄い会合でした。出席した松本裕子取締役も代理人のいずれもが運行管理の指揮命令系統も労務管理の責任の所在や意思決定系統について何ら回答できませんでした。真相究明には程遠いので、会社側には早期に上記の責任の所在等を明確にする事を毅然と申し入れ、会社側も受諾しました。
一般組合員たちの怒り
団体交渉の報告を主目的として昨日開催された一般組合員参加型の組合員ミーティング(その後に開かれた臨時執行委員会にも一般組合員が流れでオブザーバー参加)の席上、本件の交渉主担当の役員からは「団体交渉を開催し顔合わせを行うとことに意義がある」という説明がありました。しかしながら、一般組合員の多数からは「会社側は責任の所在を明らかにせず有耶無耶にして丸め込もうとしているのがミエミエ!」 「弱腰だ!気持ちを強く持って当該組合員を熱誠支援せよ!闘争貫徹!!!!」 という怒号が噴出しました。
不当労働行為の継続
上記の不満が噴出する背景には、現在も会社側の職制(役員含む)が組合に対して社内でネガティブな発言を繰り返すなど組合潰しの動きが(散発的ではあるものの)未だ見られる状況に起因する恐怖があります。さらに、会社は運行管理や労務管理の面についても明らかに違法行為を行っています。このため、当該組合員本人はじめ㈱彩光商運で働く現役社員はもとより圧倒的多数の組合員が、交渉担当者として団体交渉に出席した上記組合側交渉担当役員の宥和的姿勢には同調せず、むしろ司法の判断を仰ぎつつ各種関係省庁に措置請求を行う事や取引先への情報宣伝活動を強化するなど、会社の態度が改まらなければ会社の操業停止や廃業も含めた具体的かつ実効的な打撃を与える「完全無妥協・徹底非和解戦略」へのシフトするのを希望する意見が支配的です。
次回の団体交渉に向けて
昨日の組合員ミーティング直後に開催されたの臨時執行委員会で4時間半を超える白熱した議論の末、最終的に、議決により、近く会社側に不当労働行為を即時止めることや、組合側が参加しての検証が終了するまで、全社的に残業を一旦、全面停止することを求め、不当労働行為があれば次回は警告なしに即時、茨城県労働委員会に不当労働行為救済命令の発出を求める申立を行う事としました。
尚、先日の団体交渉の席上でも交渉担当役員より、代理人弁護士に一部見せましたが既に不当労働行為救済命令を求める申立書並びに証拠資料は既に起案・準備済であり、何時でも提出できる状態ですから、本ブログでも、警告も兼ねて本記事を投稿致します。代理人弁護士からも、不当労働行為と有効な36協定無き残業の禁止をきちんと会社側に指導するべきです。はっきり言っておきますが、責任ある法曹とはそういうものです。
要求事項
以下の要求事項を会社側に求めます。
結論
株式会社彩光商運との第一回団体交渉は、会社側の姿勢が必ずしも誠実とまでは言い切れない事を明らかにしました。(代理人の方が比較的誠実そうな方なのを措いても、)むしろ松本裕子取締役の態度は「丸め込み」 「ごまかし」 「話題そらし」に終始しており、この点は全く評価できません。組合側は引き続き、毅然と、会社側に不当労働行為を止めることや、全社的に残業を一旦停止することを求めます。さらに、㈱彩光商運が支配介入行為を継続する場合や次回交渉までに労務管理についての責任の所在や運行管理者の指揮命令系統を明確にせず有耶無耶にする場合は、直ちに茨城県労働委員会に不当労働行為救済命令の発出を求める申立を行います。
プロフィール
最新記事
P R