アソシエイツ大鹿行

【ブラック企業調査ファイル】㈱彩光商運　第三回

団交拒否の果て　

ー組合相手に「団交申入書」と称する謎の文書を送り付けご乱心（失笑）ー

　株式会社彩光商運（茨城県神栖市息栖/ 代表取締役　松本均）が驚くべき対応に出てきました。数回にわたりアクセス数絶賛爆増中と大御好評いただいております「ブラック企業調査ファイル」シリーズで取り上げた㈱彩光商運。弊組合に対して不当な圧力を加えるべく（？）組合に一方的な要求を叩きつける団体交渉申入書を称する怪文書を送付してきましたので、ブラック企業に悩まされている読者皆様あるいは組合関係者様のご参考になればと思い、緊急シェア致します。

これです↓

*商業登記簿に公開されている情報等以外のプライバシーや諸法令に配慮しマスキング処理しました

　この会社の労務全般にについて取締役の松本裕子さんにコーチングしてる方・・・、大丈夫でしょうか？荒っぽすぎてすごく心配になります（苦笑）

　組合側の団体交渉要求に対して散々、不誠実な対応に終始した挙げ句（この時点で労組法第7条第1項違反）、先々月に組合側が郵送した申入書の中で求めた協議事項を9割方カットして、逆に身勝手な要求を「団体交渉申入れ」と称して押し付けてくるという「支配介入」までやらかす始末。

　しかも、この怪文書を送り付けてきた封筒の宛名のところが・・・。弊組合名の後に「御中」を付けるわけでもなく呼び捨てで送り付けてくるところに、労働組合を小馬鹿にし、勤労者の権利を蹂躙する事になんの痛痒も感じていない事が伺えます。

　弊組合が、日本国憲法に保証されている権利に基づき団体交渉を求めた事を「嫌がらせ」などと曲解したのでしょうか。逆に攻撃的態度に出るブラック企業・・・。控えめに表現して「甚だヤヴァい」です。

幼稚園児が「バーカ」と言われたら泣きながら「バーカバーカ」と言い返して対抗するみたいなノリでしょうか？変な人の論理は、弊組合として本当に理解に苦しみます。一体何がしたいのでしょうね？？

　弊組合では、本日の臨時総会を以て、全会一致で、経営側から居丈高に送り付けられた盗人猛々しい本状の送付を受けて、直ちに、県労働委員会へ不当労働行為救済命令の発出を求めることとなりました。当然ですが、このような経営側からの無礼極まりない怪文書には

　　　　ここに毅然と拒絶を宣言致します！

公開以来、お問い合わせ多数の「ブラック企業調査」ファイルシリーズ過去記事はこちらです

　　【ブラック企業調査ファイル】㈱彩光商運　第一回
　　【ブラック企業調査ファイル】㈱彩光商運　第二回（コストカッターの蠢動　ー　元ハローワーク幹部職員を自称するY氏の暗躍）

【ブラック企業調査ファイル】㈱彩光商運　第二回

コストカッターの蠢動　ー　元ハローワーク幹部職員を称すY氏の暗躍

　今回は第二回ということで、ここ数年の株式会社彩光商運（茨城県神栖市）の労務管理体制を（かなり控えめに表現して）「変に」してきたY氏というコンサルみたいな怪しげな人物について取り上げましょう。

　Y氏は本件当該社員が入社する一昨年の段階で、「元ハロワの幹部職員」を名乗る人物なのですが、実際に鹿嶋や県内のハローワークにそのような職員が在籍していたという裏を弊組合の調査スタッフが取ることは出来ませんでした。そして、当該組合員が以前、Y氏に直球で尋ねたところ、意味不明な回答にもならない妄言をゴニョゴニョと呟き、その後、当該組合員が出社する日には何故か出てこなくなりました。

　彼が入ってから、この会社の取締役のM氏（社長の配偶者）の意に沿わぬ社員は、どんどん辞めるように仕向けられ、かなりの人件費がカット出来たようです。荒っぽいですが、合理化については大きな成果をもたらしました。鹿行地域では「元ハロワ幹部のやり手コストカッター」としてコンサルの真似事みたいな商売をしているとも囁かれているわけです。

　さて、今回、当該組合員が正規雇用社員から非正規雇用へと、落ち度もないのに一方的に降格させられた一件には、先述した通り、Y氏の前歴を直球で尋ねた意趣返しの可能性を弊組合は極めて強く疑っています。

　一回目の団交申し入れで不誠実な対応しかしていただけなかったので（回答期限から二週間以上とデッドラインを大きく過渡してから回答してきた）、改めて申し入れた再度の団交申し入れで協議事項にY氏について団体交渉の場で聞き取り調査を行いたい旨、加えたところ、完全に団体交渉を拒否してきた訳ですね。

よほどやましい事があったのでしょうか？

　現在は、茨城県労働委員会に於いてあっせんを申し入れており、ステージがそちらに移りつつありますが、並行して団体交渉を再々度申し入れてY氏の問題について聞き取りを含めた徹底調査を継続・貫徹することを鋭意検討しております。

　いずれにせよ、組合員の身分を一方的に不利益変更する荒っぽい不当な労務管理体制については街宣・情宣などを徹底して行いつつ完全粉砕する所存です。

【ブラック企業調査ファイル】㈱彩光商運　第一回

　無法な労務管理で県南・鹿行エリアに蛮名を馳せている株式会社彩光商運ですが、弊組合の調査スタッフが調べていたところ、驚くべき事実が判明しました。なんと2017年の12月5日付で法令違反により「70日間の車両使用停止」を国土交通省より命じられています。しかも9件もの法令違反をやりまくった挙げ句の厳罰！！！　異常とも言えるコンプライアンス意識の薄さで
す。いやぁ、これはもう貨物自動車を扱う事業者としてレッドカードじゃないのかと思います。

(国交省資料より)

　これらの過ちを反省しているのかも含めて、今後は団体交渉の席などで厳しく追求していく予定です。新たな調査結果が出たらここで余すことなく公開致しますので、乞うご期待！

三役会から皆様へのご報告です

　関東共栄運輸㈲事件につき、三役会より次の記事の通りご報告させていただきます（下記のリンクをクリックして下さい）。

三役会声明

　被申立人側が、労務管理のホワイト化へと舵を切られたこと、アソシエイツ大鹿行三役会として評価いたしますとともに、地域からも従業員からも愛される優良企業への高みに達することが出来るよう、エールを贈ります。

株式会社彩光商運の無法な労務管理

　㈱彩光商運（神栖市息栖2885-260）については、先々月に団体交渉を申し入れるも、誠実に対応してもらえていません。

　さて、改めて先月の21日付けで団体交渉を申し入れました。しかしながら、今回も回答期限である2月29日を過ぎても回答がありません。

　従いまして、組合として、茨城県労働委員会に対して労働争議に係る調整手続きを申し立てました。今後は、そちらで争われることになりますが、当該組合員や協力していただいている現役ならびに元社員の方への聞き取り調査の結果、同社は数々の法令違反を行っていたのが明らかになっていますので、今後は争議の推移次第で国土交通省関東運輸局（横浜市中区）への通報ならびに措置請求を行わざるを得なくなって来るかもしれません。

　この事件を読み解く上で次の3つが焦点となります；

証拠を残さないため、労働契約書どころか労働条件通知書すらをも作成せず口頭での契約に固執して雇い入れる（労働基準法第15条違反）
会社都合で好き勝手に降格処分を行う（労働契約法第8条違反）
（残業代をチョロまかす意図かと思われるが）タコメーター改竄の状態化（貨物自動車運送事業輸送安全規則（国土交通省令）第9条違反）

　加えて組合の頭越しに、組合員本人に電話やSNSでの連絡に固執し直接交渉を強行しプレッシャーをかけるという労働組合法第7条3号違反（支配介入）までやってのける怖いもの知らずのやりたい放題（書面で組合に返答しないのは証拠を残さないという浅知恵でしょうね。顧問社労士がコーチングしているのでしょうか）。組合としては、このような悪辣かつデタラメな労務管理を許しません。松本均が社長をしている株式会社彩光商運を徹底して糾弾し続けます。

三役会での討議と報告

　一昨日、三役にて臨時会議を行いました。討議した内容は以下の通り；

関東共栄運輸事件（茨城県労働委員会　令和5年（不）第1号事件）に関し、労働委員会側からの提案事項について
同事件につき前回調査期日で相手方より謝罪があった事に関し、"組合公式Blog"ならびに三役会が運営に参画している"関東共栄運輸㈲スラップ訴訟被害者の会Blog"の記事の中での個人名の扱いについて

　1については、三役会としては受諾の方向も、週末に開催される臨時総会にそのまま議題として討論の上で決議を行うこととしました。

　2については、謝罪あったことにつき一定の評価が出来ると判断し、前者のBlogについては当該法人の登記された役員名を除く全ての関係者名を来月4日までに、伏せ字ないしイニシャル化する処理を行うものとします（登記された代表者名については、今後、当該法人の労務管理のホワイト化が一定程度達成された段階で、改めて、執行委員会で扱いを決定します）。後者については、登記された代表者名も含めイニシャル化を来月4日を目処にする処理をするように努力するよう、管理を担当している組合員に指示しております。

私達は経営側の支配介入に抵抗します！【㈱彩光商運の愚行を許さない！】

　さて、先日、こちらの記事で紹介したブラック企業ですが、団交申し入れを行っても期限までに回答せず、そればかりか、当該組合員に直接連絡を強行しプレッシャーを掛けてくる姑息な嫌がらせ行為（労働組合法第7条第3号違反　「支配介入」）に及んだため、社名を公表の上で今後も当ブログで取り上げていくことにしました。

社名：　株式会社彩光商運
住所：　神栖市息栖2885-260

　早速、同社には改めて団交申し入れを行いました。そして、期限内に文書で回答するよう強く要求するとともに、支配介入行為に対する抗議文を送付致しました。

　今後も支配介入を強行する蓋然性が極めて高い情勢でありますが、その際には、茨城県労働委員会にて不当労働行為救済命令を求める申立てを速やかに行うことになります。

プロフィール

HN：

アソシエイツ大鹿行　事務局

Webサイト：

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性別：

非公開

職業：

個人加盟型労組

自己紹介：

　アソシエイツ大鹿行( Asociates Dairokko )は、茨城県鹿行地区を中心に活動している個人加盟型労働組合です。一人からでも入れる労働組合ですので、正社員ではなく非正規雇用の方でも加入が出来ます。茨城県鹿行エリア、千葉県海匝エリアで働く皆さんのパワハラ、セクハラから不当解雇まで、職場の問題のよろず相談・・・、お気軽にどうぞ。

また、話し合いにすら応じない違法行為連発のトンデモ経営者の愚行を徹底暴露します。「ブラック企業」や労働者を騙す「ブラック労組」や事件屋まがいの「労働組合標榜詐欺業者」についてなど、公共・公益性があるようであれば、きちんと裏取りした取材記事、音声、動画など多角的に、どんどん社会に可視化していきますので乞うご期待！

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コストカッターの蠢動 ー 元ハローワーク幹部職員を称すY氏の暗躍

コストカッターの蠢動　ー　元ハローワーク幹部職員を称すY氏の暗躍